2015年10月10日土曜日

桂。

 

 昨日おとといと北海道は大荒れの天気でした。以前東川町に住んでいた時に台風が北海道に上陸し(調べたら2004年のようです)、町外れの森林公園に結婚記念樹として植えたらしい白樺がバタバタと倒れており、果たして植えたカップルの行く末は…、とアイロニックな気持ちになったのを思い出しました。この数日は降雨と強風でミーティングがひとつ延期になった以外特に影響もなく、紅葉しかけた木々の葉が散った様を憂う気持ちで眺めております。


 さて、旭川にお住いのお客様よりご友人への結婚祝いにまな板を、とオーダーいただいてお作りしたのがコチラ。



 桂材の中でも「緋桂」と呼ばれる材料で、広葉樹の中では軟質で刃当たりも柔らかく包丁を傷つけない、まな板に適している道産材です。L480×W280×t45。これだけ厚みのある材料はなかなか入手できません。今回はたまたま木材屋さんに眠っていた材料を買うことができました。和歌山県に発送しましたが、もうお使いいただいてますでしょうか??


 そして本日は、外物置の扉取り付けに伺って参りました。いままでお使いの扉が壊れてしまったようで、一度現場にお伺いして採寸してから製作、そして本日の取り付けとなりました。物置自体に少々歪みが出てしまっているので、帳尻合わせをしつつのお取り付け。








 防腐防蟻のツーバイ材とシナベニヤに外壁用塗料で白色塗装、抜き差し旗丁番仕様で持ち上げれば簡単に扉そのものを取り外せるように。金物はすべてステンレス製。引手はナラ材で、こちらも外壁用クリア塗料でコーティング。昨日おとといの名残か、時々風が強く吹いて少々難儀しましたがそれでもなんとか取り付け完了。既存の造作に現場で取り付け作業をするのは置き家具を製作するのとは違って、その場で自分の無い知恵を絞って納めなければなりません。物置の間口寸法から隙間ができてしまうのは事前に分かっていたことなので、お客様にもご理解ご了承いただき製作・設置となりました。ご満足いただけたようで何よりです。


 今はナラ材でテーブルを製作中です。年末にかけて製作物がいくつか重なっておりますが、なるべくお待たせしないようにスケジュール調整しつつ…。