2013年9月13日金曜日

Sweet 10 。

 来月の催事に向けてリーフレットの製作を依頼しており、過去の製作物の写真をデザイナーさんに送ったところ、撮影した写真の色がバラバラだというご指摘が…。わたくしは写真を撮るのが好きで、学生時代はモノクロフィルムで撮った写真を暗室にこもって自分で焼くという作業をしていたので、それなりに写真を知ったつもりでいたのですが…。やはり商品の撮影となると別物のようです。いま一度「ホワイトバランス」から勉強し直しだ、と思い、まず「グレーカード」なるものを買ってきました。どうやら初歩の初歩。お恥ずかしい限り。


 
購入した「グレーカード」。勉強し直しです。
 
 
 さて、ダイニングテーブルを明日納品予定です。15年来の友人が今秋結婚10周年を迎えるにあたって、「Sweet 10 Diamond」を妻一人に贈るのではなく、「Sweet 10 TABLE」を作って家族みんなで使いたい、というオーダーをいただきました。ヴァレンタインチョコレートが製菓業界の、恵方巻きが海苔業界の、スウィートテンダイヤモンドが宝飾業界の策略なのだとしたら、ぜひとも「Sweet 10 TABLE」を家具業界から発信して流行らせてしまおう!…と思ったのですが、そもそも「Sweet 10」に乗っかっている時点でオリジナリティに欠けますね…。万々々が一「Sweet 10 TABLE」が流行るようなことがあれば、北風worksが始めた、と言おうかと思います。それはさておき、友人家族には新しいテーブルを囲んで次の10年20年を仲良く素敵に過ごしてほしいものです。
 
 ダイニングテーブル W1800×D900×H680 アメリカンブラックチェリー材 オイル&ワックス仕上げ(天板のみウレタン配合オイル仕上げ)。脚の太さが65×65mmと幾分太めですが、今回は貫や足掛けを付けない形状故、脆弱な足回りにしないためにも脚を太めに加工しました。天板の大きさと脚の太さでかなり存在感のあるテーブルです。
 
 
 
 
 
 
 
 今回の製作の肝は短手幕板に飾られた「十字架」です。10周年の「十」、また友人夫婦がクリスチャンという理由からダブルミーニングでの十字架モチーフです。短手幕板2枚共に同様の加工を施しました。十字架はウォルナット材の正十字(=ギリシア十字。キリスト教会で見かける縦が長く横が短い十字架は「ラテン十字」と呼ばれます。これがもし「ユグノー十字」とオーダーされていたらお断りしていたでしょう……。)。縦横50mmの長さで棒の巾は15mm。チェリーの幕板とウォルナットの十字架、これから経年変化でどのように馴染んでゆくのか楽しみです。

 
 
 
 
 今までは主に写真右のテーブルのように反り止めが幕板の外まで伸びて出る構造でしたが、今回は写真左のように幕板の内々に納まるように製作しました。可能な限りシンプルな形状にして、十字架モチーフが目に入るようにという意図があります。反り止めは意匠としても有効なので、通常は反り止めを幕板の外まで伸ばすデザインで製作しています。
 
 
 明日は納品の前に打ち合わせが一件。来月の催事まで頭も身体もゴチャゴチャしてしまいそうですが、ここを乗り越えられれば笑って秋を迎えられるような気がしております。北風works2年目の後半戦、踏ん張りどころです。
 
 
 
 今週末と来週末は2週続けて3連休。北風worksは月曜日祝日を店舗営業日とし、翌平日火曜日を振替の店休日とさせていただきますので、お間違えございませぬよう。